悪魔の声と、天使の声

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バードウォッチャーのブログを見るたびに…ハア〜ッとため息。皆さんの写真は鮮明で、鳥の
毛一本一本までハッキリと写っているのです。それがカメラの違いなのは分かっていて、深山
公園でも長い望遠レンズを付けたバードウォッチャーばかりです。中には大きな三脚に天体望
遠鏡のようなレンズを付けてじっと鳥が来るのを待ち構えている人もいます。

私のポケットカメラは小さく軽く、機動性に優れているのですが、解像度がもう一つ、二つな
のです。アマゾンで26,000円で買って2年近く使い倒しているので、もうええかな、本格的
なカメラを新調すべき…と、悪魔の声が何度も聞こえます。しかし!私はまだまだバードウォ
ッチング初心者、腕も無いのに道具に凝るなんて浅ましい…と、天使の声も聞こえるのです。

さ〜て、どうしたものか。今のままならヘタな写真をポケットカメラのせいにできる。まぐれ
でキレイな写真が撮れたら、へえ〜、ポケットカメラでここまで撮れるの〜と、ホメてもらえ
る。よし!初心に帰って、他人がどうこうではなく、自分が美しいと思える写真をポケットカ
メラで撮ろう。鮮明な写真と美しい写真は違うのだ!

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とりとりNo.21  シメ
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絶え間のない努力がネタを生む

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シマダホームページ内にこの個人ブログを掲載させてもらっています。先に始めた岡村くんと礒山くんは月2回のペースで更新しています。動画やマンガを入れたら時間がかかるわ〜。私は撮りためた鳥の写真がいっぱいあるし、テキトーに文章を書くだけなので早い早い♪。

そして、礒山くんからブログの作り方を教わったのですが、何じゃこりゃ〜!と言うぐらいカンタンです。わが社が業務で使っているデザインソフトに比べると、字詰めもできないし、凝ったことは何にもできなくて、まさに私向き♪。

それでも大切なのはブログの内容で毎回のネタが必要です。会社がらみのネタにするのも、毎日をボ〜ッと過ごしていたのでは浮かんでこないのです。鳥の撮影だって同じ。あれこれあれこれ考えながら、野山を歩き回る…絶え間のない努力がネタを生むのです。と エラソーに言っても、私のブログがしょーもないことは自覚しています。言いたいのはパソコンで作業する前にデザインの勝負はついていることです。パソコンはネタを考えてくれません。

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とりとりNo.20  ケリ

鳥の渡りは本能なのか、マジメなのか

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小さな鳥が何千キロも飛んで渡って来ます。海を渡って来る鳥は水鳥でなければ翼を休めることができず、ずぅ〜っと海の上を飛びっ放しなのです。自分が鳥になって飛んでいる姿を想像すると気が遠くなりそうです。

渡りは鳥の本能だからと言ったらそれまでで、何にも考えずに本能のまま飛んでいるのでしょうか。中にはめんどくせーなと考える鳥がいそうです。越冬ツバメは渡りをめんどくせーでサボったのでしょうか。ほとんどの渡り鳥はマジメに渡っていて、中には力つきて海に落ちている鳥がいるかもしれません。

仕事は本能でやっているのではありませんが、毎日頑張るのは渡り鳥のようです。まれに越冬ツバメがいるでしょうが、ほとんどの人はコツコツ真面目に仕事を続けているのです。ただ、頑張りすぎると海に落ちてしまうので、休息をとり、元気に飛び続けなければなりません。

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とりとりNo.19  コサメビタキ

その瞬間を!いつも逃す…

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ボ〜ッと歩いている時に限ってお目当ての鳥が目の前に現れ、あわわっ!と慌ててシャッターチャンスを逃すのです。それで、準備万端いつでも来い!と 身構えている時には鳥は現れません。

こりゃ〜フェイントをかますしかないと思い、ホゲホゲ〜とスキだらけの物腰をつくろい、頭の中はシャープにして、鳥が出て来たら こうしてああしてと考えながら歩くのです。このフェイント作戦は以前よりはできるようになりましたが、まだまだ修行中です。

これは仕事に通じるものがあると思います。いつもボ〜ッとしている人は困ったものですが、いつも緊張してピリピリしている人は付合いにくいです。見かけはボ〜ッで頭の中はシャープ、物腰は柔らかいが妥協はしない…そんな人が仕事相手になると手強いのです。ですが、わが社の社員にキレ者を求めているわけではありません。今いる社員は ひょうひょうとした 鳥のような気のいい人たちで 気がラクなのです。

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とりとりNo.18  ルリビタキ♂

人と動物とのカンケイ

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深山公園にはネコがいっぱいいます。家で飼えなくなった人が捨てているのです。そのネコを来園者が「ま〜、かわいい、よしよし」と頭を撫でながらエサをやっていて、天敵のいない自然公園でネコは大繁殖しています。おまけにネコが小鳥を狙っているのを見ると蹴飛ばしたくなるのです。

しかし看板に〈ネコの虐待を見かけた方は通報してください〉とあるので、めったなことはできません。深山公園の良いところは犬がいないことです。ネコのように捨てられ大繁殖したら、野犬グループになって危険極まりないところですが、そこは厳しく管理されているようです。

もう一つ 深山公園の良い所は、赤松池で カモのエサやりができることです。ちびっこに大人気で、大人もオナガガモやヒドリガモを間近で見ることができ、カモたちの柄はたいへんに美しいのです。カモがエサをもらっていると、デカいコブハクチョウが来てカモを押しのけてエサを食べます。この2羽のコブハクチョウは問題児なので気をつけてください。

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とりとりNo.17  コブハクチョウ

異種共存の鳥社会

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鳥を見ていて不思議に思うのは、種類の違う鳥どうしが仲良く一緒にいることです。カモメとウミネコは似ているので違和感はないのですが、そこにウミウ、アオサギ、シラサギ、ミサゴ、カルガモなどのカモ類が一緒にいるのです。また、スズメと ムクドリ、キジバトなどが一緒にいて、ハヤブサなどの猛禽類も いることがあります。猛禽類に 小鳥が食べられないのか心配ですが、一緒にくつろいでいます。

人が近づくとサッと逃げる鳥たちですが、異種の鳥では襲われない種類、襲われない状況を判断しているのでしょう。種類の違う鳥たちが くつろいでいる姿はなごやかで ほのぼのして見えます。そこに カラスやトビがやってくると ケンカが始まることもあり、一緒に羽を休めることも あります。

人の世も人種などの違いを乗り越えて仲良くできないものかと、鳥を見て思います。小さなグループでも些細な違いを見つけてはいさかいの種にしてしまうのです。人間関係がうまく行かない人は鳥を見ることで何かしらヒントが得られるのではないでしょうか。

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とりとりNO.16  コサギとウミウ

鳥はペアが基本

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鳥の種類に限らず、鳥は決まって二羽が一緒にいます。人間の夫婦が24時間一緒にいることは考えられないのに、鳥の夫婦は愛情が深いのでしょうか。観察しているとケンカもせずに自然な感じで寄り添っています。カイツブリは夫婦で交代しながら抱卵し、ヒナが生まれたら背中に乗せて運ぶなど、協力して子育てをします。

私は バードウォッチングをするまで 鳥がペアで行動しているなんて考えたことがなかったのです。皆さん、鳥が飛び立つ時を注意して見ていてください。一羽が飛び立つとその近くからもう一羽が飛び立って行くはずです。それが鳥のペアがずっと一緒にいる証しです。

鳥が夫婦で仲良く暮らしていると、一人で暮らすのは寂しいものなのかと思ってしまいます。会社で独身を謳歌している社員がいますが、結婚してペアになるのが自然の摂理なのだと鳥から教えられます。それにしても仲が良すぎるので、鳥がしょっちゅう夫婦喧嘩をしてくれたら安心するのですが…。

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とりとりNO.15  カイツブリ夫婦

鳥付合いと人付き合い

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鳥をうまく撮影するためにどうするか…鳥と友達になろうと思いました。山道を歩いていてキジバトのつがいがいたらここからがスタートです。ウエストポーチの餌入れに入っているトウモロコシを一粒、一羽のキジバトの鼻先に投げます。キジバトは目が悪いのか小さな粒では見逃すので黄色のトウモロコシの粒がいいのです。

すると、ヒョコヒョコッと走ってパクッとくわえます。それを2〜3回すればもう一羽も寄って来て、私の足元に二羽が居座るのです。それを木の中からじぃ〜っと見ているのがヤマガラで、今度はヒマワリの種を取出し、手のひらに置いて待ちます。するとヤマガラが一羽二羽とやって来て、替わるがわる種をくわえては飛んで行きます。

勝負はここからです。先ほどからのキジバトとヤマガラの姿を木々の中から興味津々で見ている鳥、警戒心の薄まった次なる鳥こそ私のターゲットで、近くの枝に飛んで来たのをすかさず撮影するのです。会社などで人付き合いの苦手な人がいますが、相手の人にも人付き合いがあり、その先の相手にも人付き合いがあります。相手の一人だけでなく、広〜く考えれば自分から行動しやすいのでは。

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とりとりNO.14  キジバト

鳥のメス、高らかに鳴くべし!

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鳥を撮影する時にまず することは耳を澄ませ鳴き声を聞くのです。鳴き声のする方向に歩いて行き、見つけて、撮影します。分かりやすいのは ホオジロのように木のてっぺんや電線にとまって大きな声で鳴いている鳥です。

高く見晴らしの良い所で鳴いているのはオスで、メスを呼び寄せたり自分の縄張りをアピールしているらしいです。メスの鳴き声はよく分かりません。木立の中でチチッとかジジッとか地鳴きを聞きますが、その中にメスの鳴き声があるのでしょう。

家のスズメはチュンチュンうるさくて、メスもやかましく鳴いているはずです。人間と同じくメスがおとなしく黙っている訳がないのです。ですから、鳥のメスも高らかに鳴いて自分をアピールしてくれたら写真が撮りやすいのです。小鳥のメスの場合、目立ったらタカなどに襲われて 子育て できなくなるので控えめにしているのでしょうか。

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とりとりNo.13  ホオジロ♀

名所旧跡でバードウォッチング

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鳥を目当てに由加山蓮台寺に何度か行きました。お寺の奥の森を歩いていた時、けたたましい鳴き声を聞いて撮影できたのがアオゲラでした。それまでコゲラはたくさん撮影していたのですが 初めてキツツキらしい鳥に会えました。撮影したアオゲラですが 逆光でひどい写真なので、今度 うまく撮れたらご紹介します。

古い寺や神社には古くて大きい木がたくさんあるので、珍しい鳥がいるのかと思って、吉備津神社や吉備津彦神社に行きましたがサッパリ。どういう場所に鳥はいるのでしょう。ネットで調べているのですが、作者はどの場所で撮影したかは教えたくないようです。

鳥を撮影する時に、ブロック塀の上や電線にとまっている鳥を撮影しても無粋な写真に感じます。やはり自然の木の枝や水辺にいる鳥が美しく見えるのです。それが、由加山蓮台寺の古めかしい瓦の上にとまっていたキセキレイを見た時は 人工物ながら なぜかしっくり見えたのです。それは お寺の瓦が歴史を感じさせるからなのかもしれません。

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とりとりNo,12  キセキレイ