雨ニモマケズ

487


雨の中、タシギがレンコン田の中にクチバシを突っ込んで黙々とエサを食べていました。レンコン農家の方はレンコンにシギが穴を空けると売物にならないので、ずっとレンコン田にネットをかけていました。シギたちはお預けを食っていたのですが、収穫が終わったのかネットが外されていました。雨ニモマケズ鳥見をした私ですが、タシギは雨ニモマケズ懸命に生きていました。

名称未設定-8-01レンコン田にタシギの姿が。名称未設定-9-01お腹が空いたら、雨なんて言ってられない。名称未設定-10-01とりとりNo.487  タシギ 初めて雨の中の鳥見をしました。
スポンサーサイト



アオジいいね

486


冬鳥の楽しみの一つはアオジに会うことです。一見地味ですが、緑色なのか黄色なのか分からない不思議な色合いが好きなのです。飛ぶ姿が黒っぽく見えるのも不思議なところ。今シーズンはメスが多いように感じましたが、そんなことはないですよね。

名称未設定-1-01名称未設定-15-01名称未設定-16-01名称未設定-17-01名称未設定-2-01とりとりNO.486  アオジ ぎょうさん撮ったでぇ〜。

近づいて来たバン

485


岡山県玉野市にある深山公園のタイズ池にはコガモが数羽いるのですが、コガモと一緒に泳いで来る鳥がいました。バンです。普段のバンは警戒心が強くて、すぐに逃げて行ってしまうのですが、コガモと一緒なので安心して行動しているようです。コガモが遊び相手なのでしょう。

名称未設定-1-01バンが コガモと一緒に近づいて来た。名称未設定-2-01名称未設定-3-01とりとりNo.485  バン成鳥 夏には額とクチバシ上部が赤くなります。

我慢くらべ

484


ホオアカと2度目の遭遇をしました。ご覧の通り葦原の奥のかなり厳しい所にいます。ホオアカは私に気付いていますが、私が諦めてどこかへ行くと思っているのか動きません。我慢くらべが5分くらい続いたでしょうか。しびれを切らしたホオアカが逃げる時、ほんの一瞬、姿を見せてくれました。

名称未設定-5-01ホオアカと二度目の遭遇。それにしても 何ちゅう所におるんなら〜。名称未設定-6-01この状態で我慢くらべ。逃がしゃ〜せんぞ〜。
名称未設定-7-01とりとりNo.484  ホオアカ 全体が赤っぽくて味のある鳥です。

オオジュリンの足環

483


少し前の川土手で、足環の付いたオオジュリンと会いました。足環とは珍しいと思ってネットで調べたら、あれ〜っ!、このオオジュリンとそっくりな鳥を発見したのです。それは、千葉県の公益財団法人 山階鳥類研究所のホームページ〈 渡り鳥と足環ページ 〉鳥類標識調査コーナーでオオジュリンにプライヤーで足環を付けている写真です。

それで、山階鳥類研究所さんに この写真を添付してメールしたら、親切な返信メールが届きました。環境省の委託で「鳥類標識調査」を実施されているとのことで、このオオジュリンの標識番号は分からないものの、当研究所で放鳥したものだろうということでした。キミは全国の調査地のどこからか飛んできたんだね。

名称未設定-3-01とりとりNo.483  オオジュリン 足環が付いているのが気になって調べたら…。名称未設定-4-01名称未設定-5-01足環を付けている写真は、http://www.yamashina.or.jp/hp/ashiwa/ashiwa_index.html#02

ツグミ若鳥

482


町内の川土手で、ウォッチャーの方がハチジョウツグミを撮ったと聞きました。そんなのがおるんか〜、ほんなら私もと、ツグミにカメラを向けていました。すると、色の薄いツグミがいて、これだーっ!とばかりに撮影して、調べてみると違う。ハチジョウツグミはもっとお腹が赤い。ウタツグミというのもいて、色が近いが顔が違う。たぶんツグミの若鳥だと思いますが、こんなに色の薄いツグミを見たのは初めてです。

名称未設定-3-01ハチジョウツグミを探していて、おおっ!、いたのでは…。名称未設定-2-01とりとりNo.482  ツグミ若鳥 そんなにアマくなかったみたい。名称未設定-4-01これが いつも見ているツグミ成鳥。色以外はそっくりだもんな〜。

町内のエナガ

481


この前、町内の川土手にシジュウカラがいたと書きました。今度はエナガがいたんですよ。山間の自然公園に行かないと見られなかった これらの鳥が、身近にいるのは嬉しいです。もともと この川土手にはメジロもウグイスもいるので、留鳥で見られないのはヤマガラだけかも。

エナガの撮影は私の大の苦手。チョコマカ動き回るので追いきれないのです。でも、ここは私のホームグラウンド。今までで一番の写真が撮れたのでは。

名称未設定-8-01エナガが町内の川土手にいた。名称未設定-9-01とりとりNo.481  エナガ 今までのベストショットみたい。名称未設定-1-01シロハラも来ていました。

第二の故郷

480


冬鳥として遠い北国からやって来たホシムクドリ。すっかり地元のムクドリに溶け込んでいるようです。これだけ容姿が違うのに仲良くできるのは種類の近い鳥どうしなのでしょう。

そのホシムクドリですが、こちらに秋から春まで半年いて、渡って行く前につがい相手を決めるのでしょう。毎年の半分の期間を暮らして伴侶も決める場所なら、第二の故郷と言えそうです。

名称未設定-3-01ムクドリの群れの中の ホシムクドリ( 上の方の3羽 )名称未設定-2-01とりとりNo.480  ホシムクドリ ここで つがい相手を決めるのかも。

カシラヒク

479


始めにお断りをしておきますけど、カシラヒクなんて鳥はいませんからね。私が勝手に言っているだけです。葦原にオオジュリンがたくさんいて、その中にコジュリンが混じっていないか探していたのです。すると!、この鳥がいたんです。コジュリンの特長の、クチバシが尖っていて、脚が肉色をしている等の…。

それで、前後のカットを調べたら、この鳥はカシラダカのメスで色が薄く、風でトサカがぺったんこになっていたのでした。コジュリンの写真がないので、カシラダカ♀とオオジュリンの写真を並べてみると、同じホオジロ科でも、かなり雰囲気が違うことが分かりました。

名称未設定-5-01とりとりNo.479  カシラダカ♀ トサカが寝ているから カシラヒクじゃ〜。名称未設定-3-01名称未設定-3-01 のコピー横に並べて見ると、カシラダカと オオジュリンは 雰囲気が違うな〜。

いつものカシラダカ

478


私は鳥見に行くと、毎回 ホオジロには会うのですが、似ているカシラダカには全然会えなかったのです。それが、この冬鳥シーズンは 町内の川土手で 毎回 会えるようになりました。でも、すぐに葦原に隠れるので、撮影は 葦原の中を 針の穴を通すピント合わせが要求されるのです。ともあれ、いつも会えるカシラダカは嬉しく、来シーズンも来てほしいものです。

名称未設定-5-01とりとりNo.478  カシラダカ♂ いつも会えるようになったのは嬉しい。名称未設定-7-01名称未設定-9-01ホオジロとの見分けが出来るようになりました。

オオカワラヒワ

477


オオカワラヒワという鳥がいると知って、ずっと探していました。背中の三列風切の白いふちの幅が広い特長があるそうですが、う〜ん、よう分からん。そして、地面に何羽かいるカワラヒワを見て笑ってしまいました。最大の特長はコレでしょ〜。

※ ゴロー・O 様、Cat 様に 教えていただいた通り、2枚目の写真はオスのようです。
  3枚目にメスの写真を追加する等、記事を訂正しました。ありがとうございました。

名称未設定-4-01見たらすぐに分かるオオカワラヒワ。カワラヒワより二回りは大きい。名称未設定-5-01とりとりNo.477  オオカワラヒワ♂ なんだかゴツい。名称未設定-2-01中央右が オオカワラヒワ♀のようです。

田んぼのミサゴ

476


寒い日が続いていますが、児島湖のミサゴは今日も冷たい水にダイブしています。見事に魚をゲットしたミサゴは心ホカホカ、電信柱の上で平らげてねぐらに帰るのですが、魚を獲れないミサゴが多くいて、児島湖隣りの田んぼに冷えた体を温めに来るのです。田んぼにミサゴがいるのはヘンな感じですが、けっこうな数のミサゴが日向ぼっこをしています。

名称未設定-1-01名称未設定-4-01名称未設定-3-01ミサゴのダイブ うまく魚が獲れるとは限らない。失敗したミサゴは…。名称未設定-5-01名称未設定-6-01名称未設定-7-01とりとりNo.476  田んぼのミサゴ 児島湖隣りの田んぼで冷えた体を温めています。

スマートなメジロ

475


私は日曜の朝、複雑な思いで町内の川土手へ鳥見に行きました。お昼から、町民総出で川土手の草刈りをして、土手焼きをするのですが、ここにいる鳥たちにとっては受難です。

この日は、朝早くから たくさんのウォッチャーが来ているなと思っていたら、2羽の鳥が私の前に飛んで来ました。緑色をしていて細長いのでウグイスかと思ったのですが、眼はまさしくメジロ。でも、こんなにスマートなメジロは見たことないぞ〜。

名称未設定-2-01とりとりNo.475  スマートなメジロ 亜種なんとかのメジロなのかも。

バードウォッチャーの眼

474


上の写真、ビンズイが5羽いるのが分かりますか。これでも見やすいように画像補正をしているので、実際には 中央上のビンズイくらいの見え方です。私がバードウォッチングを始めた頃なら ぜんぜん見つけられなかったと思いますが、少しずつ鳥を捉えられるようになって来ました。

中と下の写真も 上の写真と同じく 暗くて見づらい写真なのですが、しこたま 画像補正をして、鳥を浮き上がらせています。ぱっと見で 目立つような鳥には、ほとんど出会えません。

名称未設定-1-01この中にビンズイが5羽いるのが分かりますか。名称未設定-3-01名称未設定-2-01
とりとりNo.474  ビンズイ 実際には ずいぶん見にくい状態です。

手強いキクちゃん

473


初めてキクイタダキと出会いました。松の木などで黄色っぽい鳥がチョロチョロしていて、最近やたらいるメジロだろ〜とスルーするつもりでした。すると、背中に黒白の模様が見えて、これは違う、何者かと思ってよく見ると、キクイタダキでした。

初めて見たキクイタダキでしたが、ま〜、ちっこい、動きが早い。たくさん撮って、これで大丈夫かと思ったのですが、帰って写真データをチェックすると、ブレとピンボケのオンパレードでほとんどボツ。次回こそは頭の黄色をバッチリ撮ろうと思います。

名称未設定-6-01名称未設定-2-01初めて出会ったキクイタダキ、おでこの黄色が特長。名称未設定-3-01とりとりNo.473  キクイタダキ キクちゃんを撮るのは難しい。

青いルリビタキ

472


この2年間、ルリビタキには割と好調に出会っていました。でも茶色のメスタイプのものばっかり。メスタイプと言うのは、メスと、オスの若鳥です。ルリビタキのオスは3〜4年経たないと青くならないそうで、ルリビタキの寿命が何年なのか知りませんが、青いルリビタキは貴重なようです。今回は地面でエサさがしをしているところを見つけました。

名称未設定-2-01おっ、シジュウカラの向こうにいるのは、もしや…。名称未設定-3-012年ぶりに会った青いルリビタキ、やっぱ青いのはええな〜。名称未設定-1-01
とりとりNo.472  ルリビタキ♂ 次は木の上にいるのを撮りたい。

プロフィール

TD

Author:TD
岡山県在住の男性。デザイン会社に
通っていて、週末にバイクでバード
ウォッチングに行くのが楽しみです。
広々としたところで暮らしています。

カテゴリ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR