2019/10/28
いつの日か天体観測を
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もうすぐ引越しする場所は バードウォッチングに最適な所ですが、夜は街灯がないので 星がキレイに見えるのです。私は 中学1年生の時、同じ町内の天文少年N君の影響で 天体望遠鏡を自作して天体観測をしていました。私のは6センチの屈折望遠鏡でほとんどN君につくってもらったのですが、N君の天体望遠鏡は本格的なものでした。
N君は10センチの反射望遠鏡を自作したのですが、有名な西村製作所から直径が10センチで厚さが1センチ余りのガラス板2枚と磨き粉を送ってもらって、その2枚を重ねて円を描くよう擦っていくと、あ〜ら不思議、1枚は凸ガラスに もう1枚は凹ガラスになるのです。N君は気の遠くなるような時間を擦り続け、凹ガラスを西村製作所に送って鏡面メッキをしてもらいました。
それが10センチの反射鏡で、本体を木でつくり、中に副鏡を取付け、接眼レンズを取付け、外にファインダーを取付け、おまけに長いボルト2本を利用して 手動の赤道儀までつくったのです。皆さん、中学1年生がですよ。今から50年前の中学1年生はパワーがあった。そのことを懐かしんでいると、この先 天体観測をしてみたいと思ったのです。
とりとり31 ビンズイ
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